「噛む力」を取り戻せば「認知症」は予防できる!?
こんにちは。
大河原柴田郡仙南、大河原駅より徒歩約3分の「後藤歯科医院」です。
認知症問題についてのニュースや新聞を目にすると、「自分や家族も将来気をつけなきゃいけないな」と真剣に考え、さまざまな予防法に注目しますよね。
認知症予防の情報は世の中に多く溢れていますが、その中の一つとして、噛む力を取り戻すことが認知症の予防になることをご存知でしょうか。
噛む力が低下する原因の一つとして、歯を失ったまま放置している、もしくは合わない入れ歯を使用していることが考えられます。
これらが原因になっている場合、人工歯を入れる、入れ歯を調整するなどの方法で改善可能ですし、訪問歯科診療に対応した当院では、リハビリなどを行うこともできます。
噛む力を取り戻すことで、噛んだ時の力が脳に刺激となって伝わり、認知症の予防につながるとされているのです。
認知症を予防するための基本は、脳に刺激を与えることです。
噛むことは脳への刺激になりますから、日頃から噛む習慣を身につければ認知症の予防につながります。
例えば、定期的にガムを噛むようにすれば、食事の時以外でも嚙む刺激を脳に与えることができます。
ただし、この場合はむし歯になるリスクが発生するため、噛むことを目的にガムを噛むならシュガーレスガムを選ぶといいですね。
また、しっかりと噛むためにはお口が健康であることが必須ですから、毎日の歯磨きや定期検診の受診は欠かさないようにしましょう。
噛む力は、お口の中を健康にすることで回復させることもできます。
例えば、むし歯になっていると痛みで噛みにくくなりますし、歯周病が進行していると歯が不安定になって上手に噛めません。
また、かみ合わせが合っていなければ噛む力が弱くなってしまいます。
歯科ではむし歯・歯周病・かみ合わせ、いずれの症状も治療できるので、これらを改善してお口の中を健康にすることで、噛む力の回復につながるのです。
噛む力が弱くなると食事する楽しみを感じられなくなり、栄養バランスの偏りなどが起こって、認知症など深刻な病気の要因になってしまいます。
その意味で、しっかり噛めることは健康長寿につながるといえますし、正しいかみ合わせで噛むことを大切に考えてくださいね。
当院は、通院が難しい患者さまのために訪問歯科診療を行っています。
ご自身やご家族のお口の健康のことでお悩みがある方は、後藤歯科医院にお気軽にご相談ください。